乗る前に知っておきたい、最低限守りたい夜行バス10個の車内マナー

公開日:2015/03/26

更新日:2020/08/27

乗る前に知っておきたい、最低限守りたい夜行バス10個の車内マナー

飲食・スマホ・ゲーム・音楽プレーヤーなどは、夜行バスの車内での長時間を快適に過ごすためには必要なものではないでしょうか。
しかし、マナーを守っていないと、他の乗客の方に知らず知らずのうちに迷惑をかけてしまっているなんてことも…。

この記事では夜行バスの車内で気を付けたいマナーを紹介していますので、初めて夜行バスを利用する方や乗り慣れていない方は前もって確認してみてください。

1.飲食のマナー

「バスは食べ物やの飲み物はもって入っていいの?」や、「アルコールは?」など長時間のバス移動で気になるところですよね。基本的に飲食は可能ですが、気をつけておきたいものがあります。

1-1.臭いのきつい食べ物は要注意

車内は閉め切った密閉空間です。臭いが車内に充満し気分を悪くする方も中にはいます。臭いのきついお弁当やお菓子類は避けた方が良いでしょう。

1-2.アルコール(お酒類)も要注意

アルコール(お酒類)も同じく臭いのきつい部類にはいります。また、バスは高速で移動しており平地でいるより酔いやすい傾向にあります。そのため、体調を崩したり周りに迷惑をかけてしまうなんてことも・・・。バス会社によっては飲酒しているお客様を乗せないこともあります。お酒に自信があっても夜行バスに乗るときは控えておくことをお勧めします。

2.スマートフォンのマナー

電車と同じく、通話はNGです。多くのバス会社では車内放送でマナーモードに設定するか電源を切って下さいとアナウンスがあります。夜中に移動するバスですから、乗客の方のほとんどは眠って時間を過ごしています。
いくら小さな声で話しても気になるものなので、通話はしない!がマナーでしょう。

また、出発からしばらくすると車内の明かりが消されます。
そうすると、スマートフォンから発せられる光が周りのお客様の目を覚ましてしまう恐れもあります。こちらも注意が必要です。

3.音楽プレーヤーのマナー

音楽もNGではありませんが、音漏れには細心の注意を払いましょう。上記にも書きましたが夜中を移動するバスですから周りで寝ている人がほとんどです。一度、再生してみて音が漏れていないか周りを確認してから聞くようにしましょう。

4.ゲーム機のマナー

スマートフォンのゲームやゲーム機の利用も極力避けた方が良いでしょう。理由としてボタンを押す音やゲーム機から発せられる光が周りのお客様の目を覚ましてしまう恐れもあります。ただ、たくさんのバスの中には遮光カーテンがついているものあり周りの目を気にせずにゲームができるものもあります。どうしても、寝れないという人はカーテン付きや個室になっているようなバスがお勧めです。

5.リクライニングのマナー

リクライニングを倒す時は後ろの人に一声かけてから倒しましょう。急に倒されると「イラッ」とすることはないですか?一声かけることで嫌~な雰囲気にならずにすみます。
また、休憩時間などでバスを降りる時は元に戻して通りやすくする気遣いも。お互いが気持ちよく車内での時間を過ごすことが出来るよう心がけましょう。

6.荷物のマナー

意外と知られていないのが荷物です。トランクルームで預かることのできる荷物、車内に持ち込む荷物の2つに分けてご紹介します。

①トランクルーム
トランクルームで預かることのできる荷物の大きさや重さには、ほとんどのバスで規定が決まっています。
例えば、縦・横・高さ3辺の和が100cm以内や120cm以内、重さ10kg以内などです。

荷物をつむスペースにも限りがあります。持って行ったはいいが、預かれませんなんてことにならないよう、大きい荷物を持っていく場合は事前にバス会社に確認しておきましょう。

②車内に持ち込む荷物
車内に持ち込む荷物に関しては、「足元に置くことができる大きさ(廊下にはみ出さない)」「席上の網棚に置くことができる大きさ」の2点が基準となります。

トランクルームと違い大きさや重さの規定はありませんが、自分で使えるスペースは限られているので、荷物を持ち込みすぎて足元がかなり狭くなってしまったといったことにならないよう注意しましょう。

7.車内は禁煙

車内は禁煙です。
喫煙をする場合は、サービスエリア等での休憩中に済ましてください。

8.その他のマナー

8-1.時間厳守

当たり前のルールですが、定刻になればバスは出発します。特に気をつけたいのがサービスエリアなどの休憩時間の出発時間です。新幹線で駅に停車中にお弁当を買いに出て、出発時間に戻らなければ新幹線は出発します。これと同じことです。時間には余裕をもって行動しましょう。

8-2.体調管理

体調の悪い時、特にくしゃみや咳のでる場合はマスクの着用をお勧めします。バスは密閉空間です。周りの人にうつしてしまうなんてことも。また、周りの方からもらわない為にも事前に用意しておきましょう。

現在は新型コロナウイルスの感染対策として、乗車前に検温の実施やマスクの着用を義務化しているバス会社もあります。
バス会社のコロナ対策については、各社の公式サイトでご確認ください。

※本記事は、2020/08/27に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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