夜行バスの持ち物、必ず必要なもの・あると便利なものリスト

公開日:2015/03/30

更新日:2020/08/27

夜行バスの持ち物、必ず必要なもの・あると便利なものリスト

夜行バスに乗るとき、何を持っていくか。不安になる人は少なくありません。
ここでは、夜行バスならではの【必ず持っていくもの】と【快適に過ごすためのおすすめアイテム】をリストアップ。【あったら便利なもの】も、口コミや体験談をもとにピックアップしました。

1.必須度★★★高速バス乗車時に必要なもの

高速バスヘビーユーザーの筆者目線で、これは絶対いる!というものをまとめました。

予約確認メール

高速バスドットコムでネット予約、電話予約をした場合、「予約受付確認書」メールが登録アドレスに送られます。
このメールを携帯の画面、または印刷して持ち込みをしましょう。

予約受付確認書メールには、集合場所のURL、当日緊急連絡先、バス会社名など重要な情報が記載されています。

特に大切なのは、集合場所のURLです。
慣れないバス停探しに時間がかかって乗り遅れ、という人が後を絶ちません。
スマホで見れるようにするか、パソコンでメールを受け取って地図を印刷するかしましょう。

乗車票

高速バスドットコムで予約した後、バス会社によっては「乗車票」が
予約受付確認書メールの中にPDFファイルで乗車票が添付されています。
乗車票には、乗車するバスの便名や座席番号など重要な情報が表記され、
これが乗務員さんが確認するチケット替わりになるようです。
必ず携帯の画面で提示するか、あらかじめ印刷をしておきましょう。

(現地で乗車票の提示がないと、別で乗車代金を支払う必要も出てきてしまうみたいです・・!)

※高速バスドットコムで乗車票が添付されるバスは、便コードにZとXの文字が入っているものです。

コンビニ領収書

コンビニ決済などで予約後に支払った場合、持っていきましょう。
(予約と同時にクレジットカード決済などで支払った場合は領収書がありません)

充電器&モバイルバッテリー

高速バス乗車時に欠かせないのがこれ!
充電器は、高速バスによってはプラグがUSBになっている場合もあります。
どちらにも対応できる充電器を持っていくか、あらかじめ確認をしておきましょう。

また、モバイルバッテリーも充電器とセットで持っておくと便利です。
高速バスによってはコンセントが充電設備として備わっていない場合もあるので、
モバイルバッテリーを使って充電しましょう。
(長旅の場合、モバイルバッテリー自体の充電もお忘れなく!)

イヤホン、または耳栓

高速バス車内は、人の寝息や物音など気になる方は耳栓やイヤホンをして、長旅を乗り切りましょう!

2.必須度★★ あると助かる!乗車時のアイテム

次に、持っていくと助かるアイテムをご紹介します。
夜行バスリピーターであればほとんどが持っていっている、定番アイテムです!

ネックピロー

凹型のエア枕、8時~10時間などの長時間座りっぱなしの高速バスの場合は特に必要です。
最近では自分で膨らますもの以外にも、空気ではなくクッションになっているものもあります。
持ち運びに便利なもの、自分の好きなデザインのものを選んで快適に乗車したいですね。

マスク

定番アイテムですが、意外と忘れがちなマスク。
高速バス車内は乾燥していると言われているため、
敏感な方は喉を保湿するためのマスクがあると 〇

※なお、2020年8月現在では、新型コロナウイルスの影響により、
マスク着用を必須としている、マスクを配布している高速バス会社が増えています。
事前に体調管理をし、感染予防を徹底しましょう!

飲み物・軽食

飲み物は、ミネラルウォーターやウーロン茶などさっぱり系がオススメ。
ペットボトルで持っていきましょう。(ドリンクホルダーの無いイスも多いので、蓋ができない缶や紙コップはNG)

食べ物は、マナーとして食べるときに音がせず、匂いもないものにしましょう。
カロリーメイトや軽めのパンがオススメです。

詳しくは、こちらの記事で⇩

化粧落としシート

高速バス乗車前にささっとお手洗いで落とせるよう、化粧落としシートが便利!
お湯でオフできない高速バスの旅には欠かせません!

ハンドクリーム・化粧水スプレー

とにかく高速バス車内は乾燥します!保湿のためにマスクも必要ですが、
気になる方は保湿クリームや化粧水スプレーがあると〇
※ハンドクリームは無香料がオススメ。狭い車内です、香りが強いものは避けましょう。

使い捨てスリッパ、着圧ソックス、厚手の靴下

高速バスには基本的には使い捨てのスリッパが備わっています。
が、勿論すべての高速バスではないので、事前に確認をしましょう。
素足だと深夜は冷えてしまうので、使い捨てスリッパ、厚手の靴下は用意しておくと、〇

さらに、一晩座って過ごすと、足がむくみやすいです。
(私は、降りたあとパンプスが入らなくて泣きそうになったことがあります……)

そこで着圧ソックス!むくみ対策に効果があるソックスにすれば、冷えずにスッキリ、安心です♪

3.必須度★  シーン別!持っていくものはこれだ

テーマパークやライブ、帰省、真夏や真冬の乗車など、シーンや利用する季節によってもちろん持ち物が変わりますよね。
高速バスでよく使われるシーン、季節ごとの持ち物を紹介しています!

☀真夏の場合

制汗スプレー(無香料)

4列シートバスの場合、知らない人の隣で一晩過ごすことになります。
もし匂いが心配なら持っていきましょう。
※無香料でも車内で使うのはNG。トイレ休憩時や乗車前にささっと使いましょう。

汗拭きシート

真夏の乗車は匂いも気になりますが、汗で濡れた肌で夜間を過ごすのも気になる・・
そんなときは、汗ふきシートでささっと汗をふきとりましょう。
匂いがきつすぎると周りの人に迷惑なので、なるべくこちらも無香料で。

⛄真冬の場合

カイロ

車内が予想以上に冷えるとき、おなかが痛くなりそうなとき、強い味方になってくれます。
貼らないタイプのほうが、状況に応じて使えるので便利。

厚手の靴下

実際に筆者が冬の高速バスに乗車したとき実感したのは、
上半身は暖房があたって暖かい足先が冷える!
もこもこ靴下があれば、暖かいので快眠できます♩

⛷スキー・スノーボードの場合

朝食

高速バスは早朝に着くため、滑るまで時間があります。
食事をとってゲレンデオープンを待ちたくても、ファミレスやコンビニはほとんどありません。

おにぎりやパンなどを持っていけば、オープンと同時に滑れます。
乗る前にコンビニなどで買っておきましょう。

💛テーマパークの場合

ピクニックシート

夜行バスは早朝に着くため、開園まで時間があります。
アサイチで入園できるのはいいのですが、待ち時間が2~3時間ということも。
待つ間も、ピクニックシートがあると座って待つことができます。

こちらの記事も参考に。

※テーマパークの場合は、乗車前に乗る予定の高速バスのトランクに積み込みできる
サイズ、鞄の数を確認しておきましょう。
帰りに高速バスを利用する場合は、スーツケースと併せてお土産用に袋もあるかと思います。
高速バスによっては1人1つまで積載、と決まっている場合もあるので注意です!

♩コンサート遠征・コミケ

朝食

バスは早朝に着くため、食事する時間はたっぷりあります。
でも、せっかく早く着いたのに、コンビニを探していたら、入場待ちの列はその間に増えてしまいます。
そもそも、駅や会場周辺のコンビニは、この日は常に品薄。

チャックなどで閉じられる折り畳みカバン

高速バスのトランクルームに、戦利品や応援グッズ等の荷物を預けることができますが、
閉じられないカバンだと、バスが揺れたとき中身が散乱してしまう可能性が。
何十個という荷物が詰め込まれるトランクルームなので、きっちり閉じられるカバンを持っていきましょう。

また、ほとんどの高速バスは、トランクルームに荷物を預けることができますが
壊れたり、シワが寄ったりする可能性があります。

現場で使いたい大切なものは袋に入れて座席に持ち込むか、
あらかじめ配送しておくことがオススメです!
※座席の足元に収められるようなサイズであれば〇です。

4.意外と使わないもの

車内のアメニティとの重複に注意!
近ごろの高速バスは、車内での貸出品やアメニティが充実しています。
スタンダードなのはひざ掛け(ブランケット)。高速バスの9割近くで各座席に用意されています。
※2020年8月現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため貸出をストップしている会社もあります。

このほか、スリッパやアイマスク、エアクッション、さらにはミネラルウォーターや歯ブラシなどがついているバスも。
ネット予約なら、予約時の高速バス紹介文に記載されているので、持ち物準備の前に確認しましょう。

酔い止め

ずっと高速道路を走る(=まっすぐ・揺れにくい)ので、あまり酔いません。
もちろん、酔いやすい人は用意した方が無難ですが、「意外といらなかった」という声がチラホラ聞こえるアイテムです。

アイマスク

アイマスクもブランケット同様、基本的に高速バスの設備の一つとしてあります。
ただ、バスによって異なるためこちらも事前に確認などしておくことがベストです。
※2020年8月現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため提供をストップしている会社もあります。

携帯ゲーム機

消灯後の夜行バスでは、スマホやゲーム機など光る画面の使用はNGです。
真っ暗な車内で使うと、周りの人がまぶしく感じるためです。
「寝付けないかもしれないから、暇つぶしに……」という人もいますが、実際には使えないのでご注意を。

(どうしても夜間にスマホやゲーム機を触りたい場合、座席間カーテン付のバスや、座席が個室ブース型の高級バスを選びましょう)

※本記事は、2020/08/27に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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